こんにちは!ガラクタやのひとみです
東京江古田で雑貨屋を経営しながら、開業についてのいろいろを書いてます
ガラクタやを100万円で開業した話、初めての仕入れ編
ガラクタやの開業方法全体が「異質」なので参考になるかわかりませんが、ひとつの例として「ここまでぶっ飛んでも良いのか〜」と思っていただけたらと思います
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仕入先を確保してから開業するのが普通
内装・外装と徐々にお店が出来上がっていきますが
肝心な「売るもの=商品」は!?
ガラクタやの開業までの記事を順番に読みたい方はこちらのカテゴリページよりどうぞ〜↓
普通、雑貨屋を開業するときって普通は
売りたい商品がある→→○○と△△と□□を扱う雑貨屋をやろう!
私の場合は
雑貨屋(古道具屋)をやろう!→→何を売ろう!?
順序が逆、というか無計画すぎますね
若いって恐ろしいです。こんなに無計画で事業を始めちゃうんだから…
とはいえ
もともとコレクター気質で
リサイクルショップや骨董屋を覗いてはくだらないガラクタを買い集めていたので
売るもの、家にいっぱいある〜
ということで、まずは自分のコレクションを少しずつ手放していくことにしました
古物商だからこそ出来た、とんでもない戦術ですね(゚ω゚)!!
みなさん真似しないでください
仕入れ=雑貨屋の全てといっても過言ではありませんので
仕入れ先を確保してからの開業をオススメします
新品の雑貨を売る場合
「なんだよ〜雑貨屋の仕入れの話かと思って見てみたら古道具屋の話かよ」
と思った方、お待たせしました!
ちゃんと普通の雑貨屋さんの場合の仕入れについても少しだけ(ただし業種が違うので詳しくありません。悪しからず)
普通の新品雑貨を売る雑貨屋さんをやりたい場合、「ギフトショーや見本市」なるものに行ってみるという方法があります
雑貨の卸業者さんたちが、新作を揃えてお披露目する会です
大きな会場で、全部見きれないほどの数の業者さんがブースを出しています
基本的には業者しか参加できないイベントですが、
開業予定の一般入場者を受け付けてくれるイベントもあります(入場時名刺必須)
「本当に行ってもいいのかな?」と不安な場合はイベント主催会社に電話で問い合わせて見ましょう
※基本的に商談を目的としたイベントなので、普通に仕入れに来ている方のお邪魔にならないようにしましょう
※会場が広く混雑もするため、気圧されてしまって何も見れずに終わってしまうかもしれません。ファイト!
※海外製の商品も、今やほとんど日本の卸業者さんから買うことができます。むしろ自分で海外に仕入れに行くよりも全然安く買えてしまいます。卸業者さんは船のコンテナレベルで買い付けをしてますからね、海外製品を扱いたい方はまず国内で取り扱いの業者さんがいないか調べたほうが良いはずです
あとは、個人の作家さんから商品を買い取って(または委託されて)販売する、という方法などなど
新品の雑貨を仕入れる方法も色々あるはず
仕入方法や問屋さんの情報に関しては、大手の雑貨を扱う企業に勤めてから独立する方が、圧倒的有利ですよね
素人からはじめる場合には、とにかく情報戦だと思って小さな情報でもなんでもかき集める努力が必要になってきそうです
ネットで「問屋を検索できるサイト」というのもありますし
基本的には販売サイトだけど、会員登録すれば卸値になるいうところもあります(例えばここは布、テキスタイル系のサイトなのでハンドメイドの作家さんや、手芸屋さんや、布を扱いたい雑貨屋さんが使っています)
インスタで卸先を探している問屋の広告も見かけたことがあります
私には専門外の分野なので、書けることはこれくらいです
「餅は餅屋」
足しげく、好きな雑貨屋さんに通って、店主に勇気を出して聞いてみましょう
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がらくたやの最初の仕入れ先、それは・・
おばあちゃんち\(^o^)/
実は、ガラクタやを始めるひとつのキッカケになったのが祖母の死でした
家族が、祖母の思い出の品の処分に困っていたとき
「私が古物商になって、それ売るよ」
とひとまとめに荷物を引き受けたのでした!
モチロン起業については前々から考えてはいたけど
「今やるか!」
と覚悟したのはそのとき
今思えば、やるべき時というか、タイミングだったんだと思います
おばあちゃんの家から、軽トラ一台分くらいの古道具やガラクタを仕入れてお店に向かいます
木製の小引き出しや、昔の家電、海外の土産物色々、ワンピースや和服、etc…
古道具というよりは昭和レトロな道具たち、といった感じ
それでも、この仕入れが終わった頃には一応お店になりそうな量の商品が集まっていました
開業までの他の記事を読んだ方は「あーあー、またケチってる」と思いますよね(ほんとにケチってた)
仕入れも大失敗!?
前回の「什器を買わない」に引き続き
このケチケチ仕入れも、大失敗のひとつ!
開業当初の写真が残っていないので、ブログの写真は最近の商品たちです
当初は古道具と、レコードや古本、昭和レトロなグラスや食器などといった、全体的に茶色いラインナップだったんですよ!
【華やかな商品】【人気のある商品】【値段の張る商品】を用意すべきだった
というのが開業前の仕入れに関しての反省点
◆華やかな商品(色、デザイン)
外から見える場所に置ければ、もっと良い。それがあるだけでお客さんの目を引いて、お店のことも記憶に残ります
◆どのジャンルにも「人気商品」があります
例えば文房具店だったら、マスキングテープが特に人気でよく売れる、とか。リサーチすればすぐに人気の商品やカテゴリーがわかるはず。【値段が手頃で、実用的なもの】が多いです
◆値段の張る商品、これは売るためではありません
むしろ売れなくてもいい。うちにはこんないいものも置いてるんですよ!と密かにアピールできるし、ひとつあるだけでお店がグッと格好良くなったりするんです。忘れた頃にでも売れれば、それはそれで嬉しいです
この事は、開業後にジワジワとわかって来た事で、開業するときには全く考えもしませんでした
自分の好きなジャンルだけ集めて、なんとかなるだろ、と思ってました
経費節約することが全てだと思ってました
「投資」ということが全くできていなかった
私が商品仕入れを「投資」だと思って本気で始めたのは2年半後
開業するだけじゃなくて「続ける」ことが本来の目的ですよね
1年目から本気出していかないと、続けるの、きついです(経験済み)
残念ながら、【3年以内に潰れるお店が9割】が事実です
私の失敗談を反面教師にして、是非とも綿密な仕入れ計画を立ててください!
ではまた〜( ◠‿◠ )ノ