現在の経営のこと

雑貨屋さんの繁忙期と閑散期

投稿日:2022年6月24日 更新日:

どもーガラクタやのひとみです

雑貨屋経営ブログ、1年以上放置ののち、のんびり再開です

2022年4月の初旬に、久しぶりに実店舗を出て出張出店してきました

うちは殆どイベント出店をしないのですが、今回は大阪まで行ってきました!何故かって?

1年でいちばんの閑散期だったからです〜

阪急うめだスーク様、お世話になりました!

今回は雑貨屋さんの繁忙期や閑散期の話

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場所や客層によって繁忙期も閑散期も違う

大きな飲食店でも連休などにはスタッフを増員したりと、繁忙期への準備は欠かせないですよね

一般的には「ニッパチ」=2月と8月がいちばん暇

と言われていますが、実際開業してみると全然そんなことないんです

まちによって、客層によって、繁忙期や閑散期が全然違う!

G.Wは超忙しいと言われる飲食店でも、ビジネス街のお店だったらどうでしょう??

G.Wなんて、ガラガラのガラーんです

また、雨避けのアーケードがある場所に出店しているか否かで、梅雨時期の客入りもだいぶ違ってくるはずです

ガラクタやのある江古田という「場所」では

  • 学生街ということもあって夏休みの8月、3月は人が少ない
  • G.Wなどの連休は皆、池袋などの都心に出かけてしまうため意外とお暇
  • 近所に桜の名所が多いため3月ー4月の前半は皆お花見に出かけてしまう
  • 冬は皆お出かけせず近所を散歩しているので意外と暇じゃない
  • 商店街とはいえアーケードがないので梅雨は暇
  • 大学が3つもあるので、お盆にOBの人たちが江古田に集まりがち

また、うちの「客層」だと

  • 夏休み期間は子どもが家にいるためママたちがお出かけできない→ママさんたちの来店がぐわっと減る
  • 爺ちゃん婆ちゃんは猛暑で外出を控えるため、夏はあまり姿を見かけない
  • 6月くらいまで学生は新歓コンパや友達作りに忙しいので雑貨屋さんには来ない
  • お正月は近所に神社があるので割と人通りがある

といった感じです

もちろん「え??今年はなんか異常に暇だね!?」なんて予想外のこともしばしば起こりますが

だいたいの流れがわかっているので準備はしやすくなりました

開業すると店の「中のこと」ばかりに集中しがちですが

長いことやっていこうと思ったら「まちの様子」を観察するのも大事

他のお店やさんと情報共有するのも良いと思います

同じ街でも通りがひとつ違うだけで、人の動きが全然違います

開業前の、出店場所選びにも大事ですよね、まちの観察


→→すごい立地戦略 街は、ビジネスヒントの宝庫だった (PHPビジネス新書)←←

繁忙期や閑散期ってなんの役に立つの?

個人経営のお店、とりわけ一年中閑散期なのでは??(鼻をほじりながら)

そうなんですよね〜〜

そうなんだけど!特に開業して数年は繁忙期なんてわからないくらいお客さんが少ないかもしれないけど!

繁忙期や閑散期がわかってくると、色々と便利なのです

体力勝負の自営業、閑散期にはうまく休んだりプライベートな時間を多く取ったり

逆に閑散期はイベント出店の予定をどしどし入れて売上保持を頑張ったり

繁忙期に仕事が集中しないように、前もってできる仕事を片付けておいたり

自分でコントロールできる自営業だからこそ、繁忙期や閑散期をうまく利用して自分の仕事と健康を管理できる!!!!

(なーんて書いてはいますが、それがうまくコントロールできなくて死にそうになったりしてます、開業して9年も経ったのに‥まだ修行が足りないようですぬ)

来年で開業して10周年を迎えますが、今後はもっと年間の計画を立てて、閑散期にうまく休みたい!!!!!!!(そろそろ海外旅行に行きたいー!!!!!)

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ガラクタやの閑散期の過ごしかた

うちはイベントに出店することが殆どありません

‥‥イベント‥‥大変だから‥‥

準備、片付け、そして当日の動きも含めて、運動もせずナメクジみたいに生きている私には大変すぎるのです‥

いつも誘ってくれる企画者の皆様、ごめんなさい!

今年はコロナによる外出自粛の動きが冬〜春にかけて徐々にゆるまってきて

例年閑散とする春時期に、もっともっと江古田のまちから人がいなくなる気配がありました

やばいぞ、さすがに今年の春は、おまんま食えなくなるかもしれん‥

そこで今回は初めて遠方(大阪)に出店して、旅費や交通費などの経費を差し引いてもなんとか通常時と同じくらいの売上を確保することができました(ホッ)

勇気を出してみて良かったです(大変でしたが‥もうご勘弁というくらい大変でしたが‥)

出店者一同/最終日なので皆お疲れ顔です

その他の閑散期には、とにかく在庫倉庫を片付けます

古物を扱っていると、在庫が山のようにたまりがちです

物販は「在庫をためてはいけない」のがセオリー

一定の在庫は確保しつつ、常に流動させていなければいけないと一般的に言われています

が、古物は新品雑貨と違って発注すれば手に入るわけではありません

そのため、つい在庫をためがち

古くて貴重なものばかりなのでね、簡単に安売りもしたくないわけです

しかしながらやっぱりセオリーは正しい

経営9年目に突入して、在庫の流動は大事なのだとじわじわ実感中なのです

下にオススメ参考書籍も貼っておきますね(ビジネス書は実際そんなに役に立たないことも多いけど、情報として知っておくのはめちゃ大事だと思っています)

ちょっと話が逸れてきました

それについてはまだ書くことが沢山あるので別の記事で改めて


→→在庫マネジメントの基本 (この1冊ですべてわかる)←←

話を戻します

閑散期には必ず、4.5畳ほどしかない倉庫をがっつり整理

売切れたと思っていたものがまた大量に出てきたりするので、再度、自分の在庫の内容と量を確認します

整理してスペースが空いた分、また新しく仕入れをしようという気分にもなりますし

何よりも在庫把握しておけば、お客さんに「〇〇探してるんだけどある??」と言われたときの需要に応えられるので!

在庫整理=ポンコツな記憶力をリセット

だと思って頑張ります

あとは区の健康診断に行くこと!自営業者が忘れがちな健康管理もこの時期にぶっ込みます

これが一番大事なのでは‥‥

自営業のみなさん、ぜひ健康診断行きましょうねーーー

まとめ

開業するとガチガチに肩の力を入れて頑張りがちです

でも実際開業してみるとずっと忙しいわけではないので(むしろ忙しくしたいと思うはず、悲しいね!)

1年の流れにのって、無理なくやっていけるといいですよね!まずは健康第一!

ではまた〜

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記事を書いてる人
ひとみ @ekodanogarakuta
2010年 早稲田大学中退
2013年 資金100万円で東京江古田に
雑貨屋 ガラクタや ネバーランド開業
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