こんにちは〜
ガラクタやのひとみです!
今日も店番をしながら開業ブログを書いてます
ブログをはじめて半年の間に4人もの方が「このブログを見ながら雑貨屋はじめました!」と私にメールやお手紙をくださいました(*’▽’*)
開業おめでとうございます!
みんな試行錯誤しながら今日も頑張ってるんだろうな、私も頑張らなきゃな〜
というわけで‥
今回は
素人の雑貨屋開業に一番役に立つのは、実は
自分の手帳(ノート)じゃなかろうか!
という話を書いています
なぜ開業書が自分のノートなのか?
全くの素人から雑貨屋を開業するけど何から手をつけていいのかわからない人に読んでみてほしいです
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開業前にハウトゥー本を探しまくった話
私がブログをはじめた理由のひとつは「雑貨屋を開業するための良い本がなかった」というものでした
それでも誰に聞くこともできなかった開業前の私は、良さげな本を何冊も何冊も読み漁りました(読んだ本をこちらの記事でまとめてます↓)
開業の不安が大きかったので全く別ジャンルの「仏教の教え」みたいなのや「不安な気持ちをなくす○つの方法」みたいな自己啓発まで読んでましたね(笑)
この「しょぼい起業のススメ」は開業後に読んだけどかなり面白かった!
色々と読みまくって、自分の中で何かが吹っ切れたんですよ‥
読んでもよくわかんねー(´⊙ω⊙`)
よくわかんないから、とりあえずやってみるか‥
よくわからないまま仕入れっぽいことをし、不動産屋に行って物件を契約し
よくわからないけどお店っぽい空間をオープンさせたのでした
それでもオープンしてしまえばなんとなく形になっていって
何年も続けるうちによくわかんないけど雑貨屋さんになっていました
そして実際に雑貨屋をやりながら思ったことがあります
雑貨屋って多種多様すぎてハウトゥー本なんて作れないんだな^^
もう少し細かく書いていきますね
雑貨屋開業のための本が少ない理由
まず、雑貨屋とひとくちに言っても100種類くらいあってですね‥
(100種類というのは例え話ですが)
雑貨屋の開業の仕方、運営の仕方って、本当に人それぞれなのです
例えば
どのくらいの規模のお店なのか
- 数坪の小さな小さなお店
- 田舎の奥にひっそりあるお店
- 人気の街にデーンとあるお店
小さなお店だったら、最初から「二足のわらじ」の一足として雑貨屋を始める人も多い
人気の街に気合いを入れて出店するんだったら、開業資金もかなり用意しなければいけなくなる
どんなお店をつくりたいのか??
- 街中のたくさんの人に愛される雑貨屋を作りたい
- コアな商品を揃えて、同じ趣向の人たちと雑貨愛を共有したい
- 自分の手作りの品をブランディングしていきたい
街のたくさんの人に愛されるためには、お店のサービスや品揃えを研究して、とにかく「毎日開いている雑貨屋さん」になることが先決
自分の雑貨愛と趣向を丸出しにした「自分の城」的お店を作るのであれば、はじめのうちはお客さんが少なかったり、売り上げが出ないことも覚悟で始める必要があるかもしれない
自分の作った品をブランディングしてお店の商品にするのであれば、商品の制作に使う時間とお店を開ける時間と、うまくやりくりすることが必要になるかもしれない(時にはスタッフを雇ったり)
扱う商品の違い
- ヴィンテージもの、古物を取り扱いたい
- 新しい雑貨をメーカーさんから仕入れたい
- 手作り作家さんから委託してもらいハンドメイド商品を並べたい
ガラクタやのように「古物」も扱うのであれば仕入れに外出しなければならないし、それを掃除したり管理したり手間がかかる
メーカーさんから仕入れるのであれば、雑貨は割と「原価が高い」(利益が少ない)ことにびっくりしたりする
委託するのであれば販売手数料を決めたり、委託作家さんの選考はどうするのか考えたりする
自分のお金や生活の問題
- 持ち家に住んでるので(自分の家賃はかからない)生活費は当面なんとかなるワ!
- まだ子どもが小さいので、営業時間は不定期になるかも。そうしたら売り上げも不安定になるなあ
- 雑貨屋で稼ぎたいんじゃーーーー!覚悟決めてやったるわ
- 最低限生活できるくらい稼いで、あとはのんびりやりたいんだよね〜〜
- 自宅兼ショップにするので家賃はかなり節約できそうだけど、自宅ショップだとプライバシーとか色々問題が出てきそうだ‥
開業する人の「つくりたいお店」「スタイル」「生活の状況」などで
開業の形は皆それぞれ違ってくるし
開業してから出てくる問題課題や、運営の仕方も全然違うのです
そりゃあ、自分に合う、良いハウトゥー本が無いわけだ!
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雑貨屋開業のための本は、自分で書くノートである!
飲食店だと原価率や回転率、客単価などを試算しながら開業後数年分の営業計画を立てたりします
定食屋さんだったらひとり来店するごとに500〜1000円くらい使って、1日に何人来店があればお店を維持できるのか、計算できますよね
お店を維持するのにどれくらいのお客さんを呼べばいいか、
その数のお客さんを呼ぶにはどうすればいいのか?人通りの良い場所に出店する?それとも広告費をかける?もしくは客数を減らしても単価をあげるよう、メニューを増やすとか??
その売上計画でいくと、家賃はいくらまでなら払えそうなのか??
てな感じで、計画書の数字を元に、色々なことが決まっていきます
雑貨屋が営業計画を立てるとどうなるか‥
まず、計画が立たないのです(T ^ T)
なぜなら、雑貨屋さんは入店=購入ではない上に、客単価の予想もできないから
でも雑貨屋は入店しても買わない人もいる
100円の商品を買う人、1万円の商品を買う人がいたりと、客単価を予想することが難しい‥
毎日の売り上げ目標があったとしても、ひとりのご来店で目標を達成する日もあれば、100人来店があっても目標達成しないこともあるということです
数字上の経営計画が立たないので
どこから手をつければいいのかわからないし
何を基準に諸々を決定していっていいのか、わからなーーーい!(T ^ T)
開業の諸々の判断基準にすべきなのは‥
「自分に合った開業はどんな形なんだ?」
ということだと思うんです
それにはやっぱり「自分専用の開業書」があると良いのです^^
実務的な開業ノートというよりは、自分のことを書いたノート
今どうして雑貨屋をやろうとしてるのか
どんな生活をしたいのか
雑貨屋を通して何が楽しめるのか
何をしている時が幸せなのか
自分の得意なことと苦手なこと
など
実務的な開業についてのことではなくて
自分の気持ちとか、今後やりたいこととか
それを芯にして開業の詳細が徐々に決まっていくはずなんです
全くの素人が雑貨屋を開業するとき、
市販の開業書に書いてあることをひとつの例として(もちろんこのブログを読んでいただいているので、私のやり方も、一例として)
開業書ー自分のやりたいこと
の接点を見つけていく作業が必要になってくると思います
一般の開業書×自己分析
自己分析なんて就活以来です(笑)
でも今後自営業を続けていく中の様々な場面で、自身が書いたものが芯となって動いていける局面が必ず出てくるはずなので
記録に残すというのは悪く無い行為だと思いますよ〜
(あとで読んで小っ恥ずかしいけどw)
まとめ
よくある質問のひとつが
「開業って、どうやったらいいんですか??」
というもの‥
ごめん!その質問、あまりにアバウトすぎて答えようがないのです‥!!!!
どんな心持ちで、どんなスタンスで、どんな技術や特技があって、どんな規模の、どんな形を目指した開業なのか
自分の中ですらまとまっていないまま、人に聞いても、おそらく何も進みません
開業書の前に、まずは自分のことを知るのが一番だと、私は思います
同じような記事もあるので、合わせてどうぞ〜
今日はこの辺で‥
梅雨やだね!
また〜(^ ^)
【過去記事】
>>雑貨屋開業一般
>>開業とお金の話