ガラクタやのこと

雑貨屋店主が考える【買い物、商品の価値、ストレスと物欲】

投稿日:2018年9月27日 更新日:

こんにちは٩( ‘ω’ )و

今回は

男もすなる日記といふものを、女の私もしてみむとてするなり

「買い物」について、雑貨屋店主の目線でぷらぷらと綴ろうと思います

買う、という行為について

・商品の価値ってなんなのさ、価値=値段じゃないの?

・ストレスと買い物

と二つのテーマで書いていきますね

 

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買い物とはなんぞや ーぼったくられた!と嘆く前にー

以前アジアのマーケットについての記事を書いたことがありました

 

アジアのマーケットには値段もついてないし

まずは向こうの「言い値」から始めて、こちらが納得のいく値段まで交渉していく

お互い納得した価格が着地点で、お金を払うわけですが

アジアを旅していて必ず出会うのが

同じ商品を買った人に「それ、いくらで買いました?」と尋ねて

「えっ、500円?俺1000円払っちゃったよ、あのヤローぼったくりやがって!!」と憤慨している人・・

確かに日本で生活していたらちゃんと値札がついていて、同じクオリティーの品物が平等な価格で手に入ります

ん???

本当に同じクオリティーのものが平等に同じ価格で買えているのかな・・??

同じ店の中で考えたら、確かにどの人も、値札通りのお金を払っているけど・・

 

海外の工場で大量生産した製品を輸入している今、

実は同じ工場で作られたトレーナーでも

片方はブランディングもされぬまま、そのままの形で安く売られ、

もう片方ではしっかりブランドのタグが縫い付けられ、モデルさんが着用して写真を取り、倍近い価格で売られることだってあります

ブランド力、ブランド価格とでも言いましょうか

でも、誰も文句を言いません

どうして?

「そのブランドであることも含め、製品の内容に満足しているから」

 

値段は、相手が提示してくる価値

買うという行為は、こちらが提示する価値

その価値が同じになれば「買うという行為が成立」するわけです

日本の「定価」にはいろんなパワーが乗ってるだけ、ってこともあるので

海外でだけ、そんなに怒らなくても、いいんじゃないかしら?

価格が安定して見える食品なんかでも、お店によって値段の差があったりしますしね!

 

 

日本にもある「言い値」文化

日本の言い値文化といえば、古美術や古道具、古物の世界です

店のオヤジの機嫌を損ねたら最後、もう安くは売ってもらえないでしょう(笑)

オヤジの言い値で始まり、お互い納得のいく値段まで交渉、交渉で

時には商品の悪口を言って値段を下げてもらおうとしたり

(逆効果で「お前になんか売らん!」と怒らせちゃうこともあるかもしれません)

 

最後には「ああ、お前さんには負けたよ、持ってけ泥棒!」なんつって交渉成立

私自身も、言い値の買い物をたくさんしてきました

※私の師匠のお店(もちろん言い値)の記事はこちら↓

その店の店主がとにかく何か売りたくて、交渉したらすぐに安くなって手に入れたこともあれば

ものすごいガラクタなのに高い値段でで買っちゃってすごく後悔することもありました



それでも私はこの「行為」がどうも好きなんです

まず「ソレ」を良いなと思って仕入れた者と、良いなと思って買う者

もう仲間じゃないですか

言っちゃえば「すごい趣味の合う同士」なワケです

あとは「ソレ」がいくらなら手に入るのか、いくらなら手放してもいいのかを詰めていく

そこからは「ソレ」の取り合いです

俺の方が好きだから!いや、俺の方が良いところ知ってるし!じゃあ好きなとこ10個言ってみなよ?○✖️△◎◆・・!!!

でも二人は似た者同士・・(ハグッ)

・・・例えがちょっと極端でしたね

 

そうやって互いの間で価値の感覚を擦り合わせて行くのが「買う」ということ

アジアのマーケットで野菜を「ぼったくられた!」という人が少ないのは

野菜は「良し悪しの価値感覚」が割と皆同じだから

それが雑貨になると、違ってくる

「お、いいデザインだな」と思って2000円を払ったなら、例え定価が500円のものだって、支払った人にとっては2000円の価値があったということ

だから「いいでしょ、これ」と自慢しちゃえばいい

古物の世界と同じじゃないかしら?

 

わざわざ人に「本当の値段」を確認して、ぼったくられたと嘆くことは

自分が気に入って買った壺を「なんでも鑑定団に持っていくこと」に似てる気がします

(なんでも鑑定団の場合は夢があるけど、事実確認だけしたい場合には、自分の見る目のなさを知るだけかも)

気になるだろうけど

本人がいいって買ったなら、それでいいじゃん、それが買い物ってもんだ、面白いじゃん ( ◠‿◠ )と

ガラクタやの中の人は、思うのでした

 

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ストレスが溜まって買い物をしちゃうとき

ストレスが溜まってつい買い物をしてしまうときがあります

そういう気持ちのときの「買う」は「価値の交換」なんかではまるでなくて

「自分のものにする」という行為に満足している気がします

「手に入れる」という快感、高揚

「買い物とは価値の交換である」なんて思うほど優しく安定した気分ではないので

ほいっ、ってお金を投げるように支払いをしたりする(ダメな大人ですね)

8300円になります」

「はい」

「・・あの、、お客様・・」

「え?」

「申し訳ないのですがこれは1万円札ではなくて金魚のエサなんですけど・・」

「あっ、やだすいません、鞄に入ってたもんだからつい」

 

なんてことがあってもおかしくない程度の

「お金の感覚のなさ」「バランス感覚のなさ」がある

 

そして「手に入れたい」だけだから

いつものようにじっくり商品を見ていないな、とも感じるんです

女性なら、一度は経験ありませんか??

イライラしてえいって買ったもの、帰ってきても全然満足できなかったりして

私はそんなとき、スーパーに行くことにしています

とにかく「好きなお菓子を食べたいだけ買う」

洋服や雑貨はいつもの感覚で選べないけど

お菓子はいつも通り、美味しくて好きなものを買うことができて

結局食べてお腹が膨れれば、あとは寝るだけです

え?食べすぎて結局後悔しないかって?

しますよ、超、しますよ

買い物も後悔するし、お菓子も後悔する。どっちにしろ後悔するじゃないの!

確かに・・・

誰か、ストレスによる物欲への対処の仕方を教えてくださーーーい( ;∀;)

 

徒然まとめ

最後は「買う」という話から逸れてないかな??と心配ですが

雑貨屋の考える「買う」に関する考察でした

お付き合いいただき、ありがとうございました!

ではまた~

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ひとみ @ekodanogarakuta
2010年 早稲田大学中退
2013年 資金100万円で東京江古田に
雑貨屋 ガラクタや ネバーランド開業
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