ガラクタやの開業のこと

自分の好きなものだけ仕入れたら、雑貨屋になれない?

投稿日:2018年12月15日 更新日:

こんにちは!ガラクタやのひとみです

雑貨屋開業ブログ5年前の開業当初からのことを中心に、書いてます

 

「自分の好きな雑貨を仕入れて、雑貨屋を作りたい」

 

多くの人が、きっとこう思って雑貨屋を始めるはず

私も開業当時は「好きを仕事にする」「自分の好きなものだけ置いた雑貨屋」に憧れて、開業しました

自分の信念を貫きまくれば必ず成功する、と思っていました

 

そして、それから5..

  • 「芯」がブレない雑貨屋でいること
  • お客さんに愛される雑貨屋であること
  • 雑貨屋で、食べていくこと

を考えながら試行錯誤を繰り返しました

結果、自分の信念は崩していないし毎日好きなものに囲まれているけど、考え方が少しずつ変わってきたのも事実..

 

 

考え方が変わってくると同時に、仕入れも変わってきた!

【何を悩んで、変えてみて、失敗して、何にたどり着いたのか】を記録に残そうと思います

ど素人から雑貨開業した私の、雑貨屋奮闘記

>>開業1年目の失敗談記事もどうぞ

 

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自分の好きなものだけ仕入れたら、雑貨屋はどうなったのか??

よく言うじゃないですか「貫き通せば、成功する」って..

どんなにニッチな分野でも、極めまくって、極め続ければ成功する

最初はそう思って、自分の好きなものを中心に仕入れをしました

と言うか

自分の店=自分の好きなものだけ集めたお店

だと思ってたんですよね

自分の趣味嗜好をドーンと【店を手段に】公開して、そこに自分と同じ感覚の人が集まってきて、お店として成り立っていくようになる

そう思ってました

関東の有名な某雑貨屋Kさんは、雑誌の特集で「売れるかどうかじゃなくて、自分のいいなと思うものだけ並べました、そこに人が集まってきてくれた感じですね」と仰ってました

 

 

でも、無理だった

私は、それじゃ無理だった

「好きなものだけ仕入れる」という格好いい言葉には、がありました

 

 

私が言葉通り「好きなものだけ」仕入れて失敗した理由

理由①

好きなものだけ集める

=商売、ビジネスとしての考えが何もない状態だった

=なので、商売がなかなか成り立たない

=成り立たないと、すぐに廃業の危機

=事業は続かないと意味がないことがわかった

 

 

理由②

好きなものだけ集める

=私の好きなものが、たまたま安価で変えるキッチュで無駄なものばかりだった

=売値が安いものばかりで商売成り立たないことに気づいた

=廃業したら意味がない

 

 

理由③

お客さんが喜ぶことをしたくなった

=お客さん目線で仕入れをするようになった

=また喜ばれて、リピーターになってくれた

=商売として、少しずつ成り立つようになってきた

 

 

理由④

自分のアンテナに引っかかる、自分の好きなものは意外とたくさんあった

=お客さん目線で色々仕入れてみた

=自分の知らない雑貨の世界があった

=楽しくなってきた、好きなものが増えた

 

 

:*+.\(( °ω° ))/.:+

開業から2年ほど経って「自分の好きなものだけのお店」という言葉の罠に気付きました

まず、店舗を持ったら存続しないことには意味がないという根本的なことを思い知ったこと

それから「好きなもの」って言葉の定義は曖昧すぎて、自分のそれに当てはまるかどうかわからないこと

 

 

「自分の好きなものだけで上手くいきました!」というのは「好きなものだけ何にも考えずに仕入れて、売れまくりました~」っていうのとは違うと思います

 

 

【輝いて見える店主さんたち】の頭の中は「アイディアと工夫」で溢れているはずなんです

きっとお客さんの喜ぶ顔を想像しながら仕入れをしたり、店内で目指す世界観がはっきりしていたり、成功するための素敵な信念があります

某雑貨屋Kさんの「好きなものだけ」発言は「テスト勉強してないよ!って言うけど成績いい人」に似てるなと思いました

見えないところで勉強している上に、勉強の効率的な方法がわかっているクレバーな人

言葉だけ真に受けて「本当に自分のことだけ考える雑貨屋」は上手くいかない!!

( ;∀;)

失敗して、頭を使うべきなんだ、とやっと気付いたわけです

 

仕入れる雑貨について、実際試したみたこと

ど素人から開業した私は、仕入れのノウハウゼロ!

数年間、試行錯誤して、やっとわかってきたことをメモのようにまとめました

まず私が考えていたのが

  • お店それぞれに合った雑貨のラインナップがあるはずだ
  • 自分のお店はどんなお店なのか(立地、客層、世界観)
  • 価格帯
  • お店のお客さんはどんな人たちか

 

 

それを元に自分のお店を分析し、仕入れの計画を立ててみました

  • 古物は「一点モノ」というのが魅力的である
  • アンティークショップのように高級路線じゃない、あくまでガラクタ
  • 江古田は物価が安めの街である
  • うちにしかない商品が楽しみでお客さんが来店する
  • なかなか見つからない商品を「探しに」来店するお客さんが多い

 

 

う~ん、でもこれでは「安いものばかり並ぶお店」になっちゃう

大きな街ならまだしも、こんな小さな街で、安いものしか並ばなかったら「即撤退」だよ..

そこで

1000円~2000円~3000円~の各価格帯の商品を、それぞれ同じくらいの量仕入れてみることにしました

5000円~数万円の高級なものもいくつかは置いて「お店の雰囲気を上げる」というのもやってみました

 

 

好きなもののことだけ考えると「価格帯」のことは忘れがちですが

雑貨屋で食べていくのを本気で目指すのなら、考えるべき点であると思います

物販業界では基本の「松竹梅の法則」など、こちらの記事でも書いてます

 

それから、ガラクタやには舞台の小道具さんはじめ、〇〇探してるんですけど無いですか?〇〇っぽい◇◇年代のもの無いですか?と言うお客さんが多い

なので、そういったお客さんたちが訪ねてきたら出来るだけご要望に応えられるように、売れないだろうなと思う古道具も仕入れて、バックヤードに一定の量保管しておくようにしました

実際に探しに来たとき「こんなんでよかったら、ありますよ」と差し出したものがビンゴ!だったとき、すごく嬉しいんです

この幸せを享受しながらお店をやりたいなと思いました

 

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雑貨の仕入れを試行錯誤してわかったこと

試行錯誤していく中でわかったこと(自分のお店に合っているな、と思ったこと)

  • 100円~10000円の中で、各価格帯のものをバランスよく置くのがよかった(安めの価格のものばかり置いたときも、高めの価格のものばかり置いたときも、反応はあまり良くなかった)
  • 気に入ってもらえるものが「なにかしら」あるのを理想として、雑多に色々仕入れたのがよかった(あそこに行けば何かあるかも、と思ってもらえた)

 

 

何年もかけて考えて、色々と実践して、やっと自分の理想とするお店の形と、仕入れとがリンクしてきました

こうやって色々と試してみるのは「自分のいいと思った雑貨だけ仕入れる」というカッコイイ言葉に背反している??

私は「していない」と自信を持って言いたいです

 

お客さん(買う人)あってのお店

求められるから、続いていけるお店

でも信念は曲げない

許容範囲が少し広がっただけで、信念はしっかり持っておく

自分の好きと、お客さんの好きが共有できる範囲で雑貨を選ぶ

好きを共有できると、幸せだ

雑貨の仕入れのコツと共に、自分の理想とするお店の姿も見えてきました

これを忘れちゃいけないな、たまに思い出さなくては..

 

まとめ

雑貨屋さんの数だけ、そのスタイルも様々..

やり方を確立するのは時間もかかるし、どんどん変わっていくものだと思いました

私もまだ色々試している途中..

と言うかお店を続けていくためには常に悩み続けないといけないということに気づいてしまった..((((;゚Д゚)))))))

ああ、雑貨屋道中は厳しいぜ!

今回もお付き合いいただきありがとうございました!

ではまた~

 

>>ガラクタやの開業秘話まとめ

>>一般的な雑貨屋の開業についてまとめたこと

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記事を書いてる人
ひとみ @ekodanogarakuta
2010年 早稲田大学中退
2013年 資金100万円で東京江古田に
雑貨屋 ガラクタや ネバーランド開業
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