こんにちは!ガラクタやのひとみです
雑貨屋開業についてのブログを書いてます
今回は【実店舗を持って】週末限定、または週に数日オープンするような雑貨屋をやってみたい方向けにメリットとデメリットをまとめました
実際に週末限定雑貨屋をやっている(やっていた)方達のことや、
実際に私が開業して「たまにしかお店を開けていなかった時期」のことを例に書いていきます
夢のまた夢だった雑貨屋さんも、意外と夢じゃないかも!?
どうなの!?どうなの!?
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週末限定の雑貨屋さんって、どうなの?
最近の開業・起業の話題でよく言われるのは何と言っても「リスクを減らすこと」
また、副業を認める会社も出てきたりと、今後「副業スタイル」が定着するかも!?という動きが出てきています
そんな中で「週末限定で」雑貨屋さんを始める人が結構います
週末に限らずとも
他の仕事を主な収入源にして、仕事がない日限定で雑貨屋さんをやる
というスタイル
世間的には、とにかく儲からないと言われる雑貨屋
限定オープンのお店は、そんな「雑貨屋を本業にしたときのリスク」を回避したり
自分の生活を「会社」「家庭」だけに縛らずに、羽ばたいていく方法の一つであるかもしれません!
私が開業した2013年
収入が不安定だったこともあり週の半分ほど、バイトをしていました
体力が持たない時は臨時休業したり、雨風強い日はお店を閉めたり
近所の人たちには「たまにしか開いていないお店」と認識されていました
限定オープンのお店と、似たような感じです
そんな運営の仕方は、よかったのか、悪かったのか..??
コレ、目指す生活や、どんな雑貨屋になりたいのかによって違うと思いました
私は毎日開いている雑貨屋になることを選んだけど、それぞれの形があっていいと思っています
さて、詳しく書いていきますね
週末限定雑貨屋さん《メリット》
①金銭的なリスクが少ない
安定した収入があるのは、それだけで精神的にも安心するし
事業を続けていくための資金調達が可能だということです
雑貨屋は仕入れが命なので、仕入れのための資金調達の方法をいくつか持っているというのは、強い
リアルな話ですが、銀行や信用金庫で事業融資を受ける場合には、収入源をいくつか持っている方が審査に通りやすいとも言われています
②時間のロスも少ない
実際、週末限定雑貨屋さんをみてみると、子育て中のママさんたちも多いです
本業として雑貨屋を始めれば業務は多く、考えることはあまりに多岐にわたるため
平日、家族との時間を取ることも難しくなります
平日は週末に向けて雑貨屋の準備をして、週末は家族にも手伝ってもらいながら雑貨屋さんをやる
そんな素敵な家族もいましたよ!
③「雑貨屋」がモチベーションになる
週末アレをやろうコレをやろう!と平日の仕事のモチベーションが上がる
【雑貨屋を楽しみに、毎日過ごす、毎日少しずつ準備をする】
という生活スタイルが確立されれば素敵ですよね!
ただ、この良い感じを保つのは意外と難しいかもしれない..
その理由は後ほど《デメリット》の中で書いていきたいと思います
④今はSNSで集客できる!
いつ開いているかわからないお店って、お客さんが定着しにくいです
でも今は「土日限定営業」「明日明後日オープンするよ!」とSNSでたくさんの人にアピールすることができます
しかも広告宣伝費はゼロ!
うまく利用すれば「今日だけ特別だって!行ってみよう!」とイベント的な集客ができるかもしれません
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週末雑貨屋さん《デメリット》
①集客の難しさ
やっぱり実店舗のお店のいいところは「行きたいなーと思ったときに、ふらっと行けるところ」なんですよね
- 何度も行ってみたけど閉まってる
- 土日しかやってないのか..土日は仕事だからずっと行けないな
- いつ開いてるのか毎回調べなくちゃ行けない(面倒だな〜)
コレって結構お客さんを遠ざけます
上で書いた通り、SNSで特別感を出して集客するのは一つの手なのですが..
巷には、他にも楽しいイベントたくさんあるんだよ〜(๑╹ω╹๑ )
他の大きなイベントや催事と同じ日にお店を開けますよ!と告知したとして
どれくらいの人が集まってくれるだろうか..?
現代人は皆忙しい。その中でどれくらいの人が自分のお店のために時間を作ってくれるだろうか..?
限定営業の集客には、お客さんがわざわざ足を運んでくれるような「すごい魅力」が必須なのです
逆に言えば「めちゃくちゃ魅力的なお店」を作ってしまえば、限定オープンの日にお客さんが押し寄せる..なんて素敵なことになるかもしれません
②地域の人はあまり来ないかもしれない
営業日が少ないということは、物理的に「お散歩途中にふらっと寄ってお買い物をしてくれるお客さん」が少ないです
ガラクタやの場合、もちろん遠方から来てくれるお客さんも多い中、実は毎日ふらっと寄ってくれる近所の常連さん達に支えられている面があります
近所のお客さんを大事にしたい、ネット以外でお店を知ってくれた人にも来て欲しい、と思って、営業日・営業時間を完全に固定することにしました
それは「街の雑貨屋さん」になりたかったから
どんな雑貨屋になりたいのか
どんな生活がしたいのか
を開業の土台に決めておくと、迷ったときに舵を取りやすくなりますね
③売上は不安定になるかもしれない
土日限定オープンだとすると営業日は月に8日程度
そこで家賃を払って利益を出すのは、結構難しい
本業の収入があるからそこから出せばいいのかもしれないけれど、店舗の家賃などで10万ほど出ていくことを考えると、生活をちょっと見直さないといけないかも??
(コレは週末雑貨屋に限らず、普通の雑貨屋でも不安定なんですけどね!笑)
お金の心配をしだすと、週末雑貨屋のモチベーションも、ちょっと違ったものになってきちゃうかも??
雑貨屋開業のお金に関してはこちらの記事で書いたりしてます↓
④体力が必要
休日雑貨屋や限定オープンの雑貨屋といえども、準備は大変
継続していくためのアイディアを出したり、そこからトライ&エラーを繰り返したり
好きなことだから楽しい!も事実ですが、実店舗を持って運営するのは意外と体力のいる事かもしれません
まとめ
10年間休日限定営業をしていた古着屋さん(もう閉業された)は、10年間、売上は毎年下がっていったからもう辞めるよ、と言っていたのを思い出します
お店の存続はただでさえ難しいと言われていますが
週末限定ショップといえども、存続は難しいようで
事実、私の知っている週末限定ショップも数年で閉店するお店が多かったです
【お店はどんな形でも難しい】という結論になるのか..(_ _).。o○
それでも
- リスクが少なくてすむ
- 雑貨屋以外のことに生活の重きを置くことができる
ことから、週末雑貨屋が向いているタイプの人もいるはずです
結局は「自分がどんな生活をしたいのか」「生活の上での優先順位」を明確にして開業するのが良いと思います
開業してから迷うことがたくさんあるけど、それを芯に持っていれば舵が切れます
頑張って〜!!
では今回はこの辺で(*´꒳`*)ノ
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私はお店を始めてからというもの、個人事業主の友人が増えて
専ら飲み会の話題は「事業のこと」ばかり
色々な事業主を観察して、うまくいっている人を分析してみたり
こんなスタイルでやってみるのはどうだろう?と提案してみたり
飲み屋のすみっこで考察しているだけではもったいないので、ブログにすることにしました
よければ過去記事も読んでみてくださいね!
>>雑貨屋開業全般