こんにちは、ガラクタやのひとみです!
今日のブログのテーマなんですが、防犯といっても雑貨屋によくある「万引き」対策ではありません
私は開業してから一度だけ「このお客さん、マジでやばいかも!」と営業中に近所に助けを求めたことがあります
(怖かったので念のため警察にも連絡を入れました)
その事件後、近所の「一人でお店をやっている女性店主たち」みんなで防犯対策について話した事をまとめました
・日頃からのご近所付き合いで、万が一のとき助けてもらえる
・いざという時、頼れるのは「遠くの家族」より「近くの他人」
・SNSをうまく利用する
実例付きで、まとめました
雑貨屋だけじゃなく、飲食店などの小さな店でのお店番、バイトの女子だけで店にいることがある!というときにも役に立つかもしれません
ストーカー事件も多いことだし、男性も、パートナーや同僚が危ない目に合わないように一読いただけたら嬉しいです
接客業は特に、お客さんに言い寄られて困る女性店主も少なくありません
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実例 in ガラクタや
その日はすごく暇な日で、お店を開けてから1時間、一人でぼーっと店番をしていました
一人の50代くらいの男性が入店し、数千円の買い物をしてくださいました
そして近所の花屋までの道を聞かれたので説明すると
「よくわからないので、途中まで案内してくれませんか?」とのこと
お店も暇だったので、5分程度の花屋まで一緒についていってあげることにしました
歩きながら話したのは、お天気など本当に他愛もないことだったと思います
また男性は「○○駅に住んでいるけど、今日は江古田に買い物にしている」と言っていました
男性と別れて店に戻り、また営業を再開
30分くらいして、男性がまた来店
花束を持って「これを差し上げます」と・・
一瞬、嫌な感じがして「いえ、受け取れません」と答えると
「どうしてだ!?悪いものを受け取れって言ってるんじゃないんだ」と急に怒り出す男性
「いえ、結構です」と優しくも、キツくもならないよう注意して答えました
そのまま花を持って静かに帰って言った男性でしたが・・・
1時間後、またやってきた!
そして今度は30分ほど、店内をウロウロしながら話しかけてきます
1時間ほど経ったでしょうか
逆上されないように「帰ってほしい」旨を伝えると
「買い物をしに来てるんだ」と自分の目の前の商品を手に取り、すぐにお会計
帰っていったのもつかの間・・・
また来た!また帰らない!約3時間の間に、4回も来るって普通におかしいでしょ
気持ち悪いこの人!誰か呼ぼう!
でも、怒り出すタイプの人だから、逆上させたらマズイかもしれない
さっきから、会話もなんだか通じてない感じだし、どうしたらいいんだ・・
私はtwitterに「さっきから変なお客さんが帰ってくれなくて困っています、誰か来てください」と投稿しました
とにかく一人で対処するのはよそうと考えました
5分もたたないうちに、一人の見知らぬ女性と、近所のカフェでよく会う男性が来てくれました
近所の和雑貨屋「環」さんと「ねっこカフェ」さんがすぐに投稿を発見し、店内にいた常連さんを派遣してくれたのです!!
その後も、ぞろぞろと、見ず知らずの方が入店
「大丈夫ですか?」と顔で合図して入って来てくれます
店内に7人ほど入店して狭い店内がぎゅうぎゅうになった頃、何かを察した男性は帰って行きました
なんと男性はガラクタやの近所のベンチに夜まで滞在!
念のため警察にも電話をし、その日はずっと誰かしらが交代で店内にいてくれることになりました
防犯対策⑴ 日頃からご近所付き合いをしておく
繁盛店になれば誰かしらお客さんがいてくれるのですが、
なんせ小さな街の雑貨屋なのでお客さんがいない日もあります
この日ほど、ご近所の方たちのありがたさを感じたことはありません
江古田のみなさん、本当にありがとうございました(>人<)
その後も、たくさんのお店の方がtwitterを見て、店にいるお客さんを派遣してくれたり、一度自分の店を閉めてまで駆けつけてくれたのでした
ダイジョブかー?
なんと夕方には20人ほどの人が店の前に!
ライバル店ばっかりだし、ご近所付き合い面倒、とか思わずに!!
毎日挨拶するだけでもいいんです
何かあった時に頼れるのは「遠くの家族」より「近くの他人」です
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防犯対策⑵ 電話をかけるお店と合言葉を決めておく
この事があってから、ワンオペでお店をやっている人達と話し合いました
いざという時、誰に電話をかけよう??
家族?でも仕事中だと出られないこともあるし
警察?いやいや、小さいことだったらいきなり警察はちょっと気後れしちゃうこともある
近所のお店にかけてみたらどうかな?
お店の電話=お客さんからの入電 なので
何かあった時に電話をするのなら会社勤めの家族よりも「ご近所のお店」が確実に電話が繋がる!!
という結論になりました
今回はたまたまSNSを見てくれていたけど、電話の方が確実
また「助けてください」だと相手が怒り出すこともあるので
「すいませーん、例の納品なんですけど、ちょっと早めてもらえません?」とか
相手にバレないような合言葉を決めておくのがいいと思います
一般の女性の防犯にも使えるな、と思ったのは
「近所のお店を利用して、何かあったとき頼る」ことです
賃貸に住んでたらご近所に知り合いがいないことも多いはず…
子ども向けの「安心スポット」みたいに駆け込んでもいいし、何かあったら電話してもいい(さっきも書きましたがお店はほぼ電話に出てくれますから)
チェーン店もいいですが、こういうときすごく頼りになるのは小さな個人店だったりするんですよね
防犯対策⑶ SNSをうまく利用する
今回、SNSがこんな形で役に立つと初めて気がつきました
SNSにも色々ありますが、とにかくリアルタイムで見る人が多い「Twitter」が効果があるな、と思いました
今は街の活性化のために、街の名称を呟いただけでリツートしてくれるアカウントがあったりします
例えば練馬区では、練馬の駅名や地名を呟くともれなくリツイート(拡散)してくれるアカウントがあるので、そのアカウントをフォローしています
何かあった時には「江古田の○○に変な人がいて困ってます、誰か来てください」とツイートすれば、そのアカウントが江古田というキーワードに反応し、すぐリツイートしてくれるので
自分のフォロワー以外の「地域の人」に伝えることもできるはず
また、危険だなと思ったのであれば「代わりに警察を呼んでください、住所はーーーーー」みたいなツイートでもいいと思います
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まとめ
お店をやっていると不特定多数の人と会話をすることが増えるので、必然的に危ない人に出会う確率も多いです
早めにちょっと危ない空気を察知できるようにしたい!日頃の接客で、アンテナを張り巡らせておきたいですね
ガラクタやの場合は「そこまで緊急性がなさそうだった」と判断したのでこのような対策を取ったんですが
危険を感じたのであれば、やっぱり「警察」に連絡してくださいね
もしくはALSOKに加入しておくのもいいかも
本当に危険な時はツイートや電話をする「隙」すらないかもしれない…( ;∀;)
その時は大声を出して飛んできてくれる「お隣さん」か….
(その事件後、ペッパースプレーを購入したのでそれを使うか…)
地域との付き合い方について、考えさせられる良い機会になりました
いつもは雑貨屋の開業に関する記事や、仕入れ旅の記事なんかを中心に書いてます
よかったらそちらも読んでみてくださいね♫
今回も読んでくださりありがとうございました( ◠‿◠ )
ではまた〜