ナマステ!ひとみです( ´ ▽ ` )
インドに行くと必ず経験するという下痢のお話…
お食事中の方はごめんなさい
「インドの下痢にはインドの薬!」というのは本当でしたよ!
イエーイ!
前回のインド旅記事の続きを…
オールドデリーで美味しいカレーを食べた後、近所のマーケットを散策すること1時間ほど…
(前回のインド旅記事も合わせてどうぞ〜♫)
旅の同行者モリさんが突然立ち止まって、ひと言…
「つ、ついに来た…….トイレ行きたい」
「まじ!?さっきのカレーか???」( ゚д゚)
これは一大事だと、午後の買い物は諦めて宿に帰ることにしたけど
「………..ここは、どこ?」
まず、迷っちゃったみたいです
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オールドデリーでトイレを見つけるのは大変!
どこもかしこも、原宿竹下通りのような人口密度のオールドデリー
オールドデリーはとにかくカオスな街で、公衆トイレはおろか、観光客が気軽にトイレを借りれそうなホテルなんかもありません
あったとしても道が複雑すぎて、見つけてたどり着くことができるのか??
オールドデリーのメインストリートのマクドナルドにもトイレはないのでご注意を!!
(↑道に迷ってどこかのマーケット。ここはガラガラだけど、オールドデリーの中心街はすれ違えないほどの人でごったがえす)
とにかく近くのメトロの駅に行けばトイレがあるだろうと
すぐにサイクルリキシャを捕まえました
「一番近くのメトロの駅に行って!」
はーい、とノンビリ漕ぎ出すおじちゃん
とにかく混みすぎて、大きなサイクルリキシャは全然前に進めない
これじゃあ、歩いた方が早くない!?!?( ゚д゚)
…….うん、歩く人にどんどん抜かされてるね
「でも、歩くとう○こ漏れるかも…..」
座っている方がお尻に力が入るようです
「ねえ、あと何分くらい?」
「5分くらいだよ」
「ねえ、あとどれくらい?」
「すぐだよ、5分だ」
「ねえ!すぐじゃないの?」
「ああ、もうすぐだ!」
インド人の5分は一体何分なんだ!?!?
もう20分くらい乗ってるよ!遠すぎない!?
しかも暗くて汚くて狭いローカルな道に入っていって
山羊の生首がいくつもぶら下がってたり
小さいお店で山積みになったニワトリを捌いてたり
その隣にはヒヨコ達がピヨピヨ騒がしかったり
ヤギが飛び出してきたり
そのヤギを捕まえにおじさんも飛び出してきたり(ヤギ、やっぱり売り物だったのね…)
またヤギかと思ったら今度は小さな少年が飛び出してきたり
おそらくここは「肉屋さん通り」
さっきのカレーのお肉が頭をよぎる…
でも日本でも誰かがこうやって、動物を捌いて、綺麗なお肉にしてくれてるんだよね
駅のトイレはアテにしない方がいい
揺れるリキシャの鉄骨にギュッとつかまって
ねえ、これ、もう、軽い遊園地のホラーアトラクションだよ!!!((((;゚Д゚)))))))
隣を見ると、モリさんは真っ青な顔をしておりました
多分、お尻に力を入れすぎて呼吸を忘れてたんだと思う
「ついたぞ!30ルピーだ」
やっと着いたあああああああ!!!しかも現地価格、安い!
ありがとうおじさん!メトロの駅のトイレに駆け込みました
【故障中】…..
看板だけじゃなくて、ロープが張ってあって入れない
詰んだ…
ついに友人が本当のクソヤローになってしまう..
「どうする?」
「ニューデリーの駅まで我慢できそう」
本当は、リキシャに乗っている時にすでに限界を何度も迎えているモリさんでしたが
やっぱりそこは日本人だった
オールドデリーの、しかも肉屋通りなんてあまりにカオスな通りでトイレを借りる勇気はなかったんです
それなら駅まで我慢する、と何度も限界突破してきたのでした
地下鉄ニューデリー駅までは10分もかからずに到着
マッハで走ります
【故障中】
((((;゚Д゚)))))))
私だったらこれを見た瞬間に膝から崩れ落ちて、漏らしてたと思います
モリさんは真っ青な顔で「地下鉄じゃないほうのニューデリー駅に行く」と冷静でした
(目はホラーみたいに終始見開いてましたが)
そこから数分走って、モリさんは無事、ことなきをえたのでした
あ〜よかった!
お尻よ、よく耐えた!
日頃からお尻の筋肉を鍛えておこうと、私は心に誓いました
デリーでは何度も地下鉄利用したけど、トイレが故障中で使えないことが本当に多かったです
地下鉄のトイレをアテにしない方がいいかもしれません
近くの観光地(お城とかお店とか)の方が観光客用にいくつもトイレがあるはず
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薬屋さんで下痢止めと経口補水液を購入!
実は日本から下痢止め「ストッパ」を持って来ていたのですが、
噂通り、インドの下痢には全く効きませんでした
午後から夜にかけてモリさんは10分おきにトイレに駆け込んでます
ひえ〜〜
下痢って悪い細菌を外に出す行為だから、本当は下痢止めで止めない方がいい
それは聞いたことがあったけど、次の日がジャイプールへの移動日で電車も予約してあったことから、
今日中に止まってほしい!と薬屋さんへ行くことに
写真のおじさんの後ろ「S.K MEDICOS」が薬局です
緑色だけど、やっぱり十字のマークがついているので見つけやすい!
周りの人に「ファーマシーはどこ?」というとすぐに教えてくれますよ!
りんご味の経口補水液と、オレンジの錠剤が下痢止め
他のはビオフェルミンみたいな胃腸薬だったと思います
お値段の記憶もおぼろげなんですが、確か全部で300ルピー(600円)もしない価格だったはず(´-`).。oO150だったかな??
これを夜飲んで、経口補水液と、持って来たポカリの粉でポカリスエットを1ℓ、脱水対策で飲みました
次の日の朝
「体調はどう??」
「ん?なんか止まったみたい」
昨日は一日中、10分おきにトイレに行ってたのに、止まったの!?
顔色も良く、元気そう〜
やっぱり「インドの下痢にはインドの薬」というのは本当だったみたい
このオレンジの錠剤、効きます!!
これが旅人たちの間で有名な強力下痢止め「イモジウム」だったのか….?
まとめ 下痢止めはよく考えてから飲んだ方がいい?
インドの薬は即効性があるけど、できるだけ飲まない方がいい
この数日後に私も下痢と嘔吐で入院しまーす( ;∀;)/
そこでドクターに言われたことは
「ただの食あたりだったら、市販の下痢止めは強すぎるからあんまり使わない方がいい。できれば全部出して、水分をとって休んでれば治るよ。それで治らない時には病院に行った方がいい」
万が一チフスや赤痢だった場合に、すぐに下痢止めを飲んでしまうと悪いものが体に溜まって
かえって症状が悪化することもあるんだそうです…
でも移動の日に下痢になったり、あまりに辛いと薬に頼りたくなりますよね…
ひと晩中、一日中トイレとベットの往復なんて、耐えられないよ…
薬を飲む飲まないの判断って、難しい
インドなんて二度と行くか!ボケ!!―…でもまた行きたいかも (アルファポリス文庫)
インド、やはりおそるべしです….
次回は騙されたり入院したり、踏んだり蹴ったりです
ではまた〜