ナマステ!ひとみです
このときは仕入れ旅(正確には仕入れ視察の旅)だったので観光もそこそこに街歩きばかりしていましたが
やっぱり世界遺産タージマハルくらいは見ておきたいよ!と急遽、日帰りのバスツアーに参加することにしました
タージマハルのあるアグラは、他に何もない小さな町
一泊して帰ってくるの、疲れちゃうなあ
デリーでもう既に体力消耗してるし、一日くらい、気楽にバスに乗ってれば連れてってくれるのもいいかな〜(´-`).。oO
そう思って、初めてツアーというものに参加することにしました!
インド人家族ばかりで、これまたドタバタツアーでしたけど….
なんと帰りのバスでイケメンガイドさんとの三角関係!?
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【本物】の【インド政府観光局】への行き方
インドでツアーと言えば、詐欺師によるぼったくりツアーが横行しすぎていて、どのツアーに申し込んだらいいのか
とにかく初インドなのでビビっております
が、地球の歩き方にも乗ってるDTTDC【インド観光開発財団】なら安心!
値段もバス代込みで1300ルピー(約2600円)と安いです
現地ツアーなので、ガイドは英語でした
DTTDC【インド観光開発財団】
これ、デリーの観光客にとっては超危険ワードで
DTTDCに行きたいと言うと、運転手さんにニセのオフィスに連れて行かれ高いツアーを組まされる、とのいうのが詐欺師の王道コース!!!!!
ネットで検索しても、数万円のツアーを組まされた、数万円のホテルを取らされた、というブログが沢山ありますし
私も実際デリーの宿で、騙されて一文無しになっちゃった大学生に会ったことがあります
私たちはあえて直接目的地に向かわず、近所のスポット「ジャンタル マンタル」までリキシャで行き、そこから歩いて向かうことにしました
インド政府観光局は、ジャンタル マンタルから歩いて5分ほどでしたよ!
コンノートプレイスの中心部からも歩いて5分ほどです
怖いので、念には念を….
決して「インド政府観光局に行きたい」とは口にしないようにしてました
でもね、こんなに注意していても騙されました。ぜひ、その時の記事もどうぞ!!
[地図で左下の緑色の公園がジャンタル・マンタル。インド観光局はジャンパト通りにあります]
オフィスに無事到着
政府施設にしちゃ、小さくてボロい
普通のおばちゃんっぽいけど、職員さんでした
2日後のチケット無事ゲット!!
みなさん、リキシャの運転手や、一般の人がDTTDCまで案内することはまずありませんのでご注意を!!
よく喋る職員さんだな、と思ったら、多分それ偽物の職員です
・アグラ日帰りツアー/毎週水曜・木曜・土曜・日曜
・朝7:00インド政府観光局オフィス前出発→22:00 同じ場所に帰ってくる
・大人1300ルピー
インド大使館の注意喚起ページも詐欺の例が沢山載ってるので貼っておきますね!(日本語のページです)
遅刻厳禁!朝もインド政府観光局まで気を付けて!
集合はチケットを買った場所=DTTDCオフィスです
朝は暗くてちょっと怖いし、眠くてぼーっとしちゃいがちですが、詐欺師は朝から元気ですので気は抜けません
この日もまずジャンタル マンタル まで連れて行ってもらい、歩いてオフィスに向かいました
この日の参加者はインド人家族が5組と、私と同行者Aさんの2人組
みんな地方から国内旅行でやってきたみたい
デリーからアグラはバスで4時間ほど
途中でひと組のインド人家族と仲良くなり、ワイワイお話しながらの道中です
とあるインドファミリーは、パパが外科医のリッチなご家族
娘のサナンダ(10歳)も将来はお医者さんになりたいんだって、優秀だわあ~
サナンダ「あなたは、将来何になりたいの?」
私「私はもうお仕事してるのよ。自分のお店をやってるの」
サナンダファミリー「?????」
私の一言で、一瞬時を止めてしまった…..
みんな、私のことをサナンダと同い年くらいの小学生だと思ってたんだって
確かに背丈はサナンダとほぼ同じだけど…
それでもサナンダとは良いお友達になり、英語を教えてもらったり、アルプスいちまんじゃくを教えてあげたり
ワイワイしてるうちに到着しました!
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圧巻!タージマハル
私達はもちろん、インド人家族たちまで行商の少年たちに囲まれて、
ポストカード!マダム!マグネット!マダム!ネックレス!マダム!マダム!
バスガイドのイケメンお兄さんが追い払ってくれます
「チェロー!チェロー!」
ヒンディー語でチェローは、go の命令形
あっちいけ!行け!とか(さあ一緒に)行こう!とかいう意味
インドを歩いてるとよく聞く言葉です
入り口で、ミネラルウォーターと靴カバーをもらう
それにしてもインド人男性がでっかいグラサンかけると、みんなボリウッド俳優さんみたいよね!
ついに、タージマハルとご対面(右の塔が工事中だったのがちょっと残念)
素晴らしきシンメトリー
そして水面でゆらゆら揺れるタージマハル
大理石の細工も細かくて美しいし、そこに光が入るとキラキラしてた
普段の旅は仕入れや街歩きばかりで、観光っぽい観光をしてこなかったけど
これは見に来てよかった♡
個人でゆっくりここに来たら、夕焼け×タージマハルも見てみたかったなあ…( ´Д`)
こんなステキなお墓を建ててもらったお妃様はどんな女性だったんだろうか
あー、マハラジャになりたい!!!!!
帰りの道中、事件は勃発!こ、これは、三角関係!?笑
このツアーにはガイドさんが2人も付いていて、もちろん政府機関のガイドさんなので丁寧だし安心していたのだが…
この彼、バスの中ではなぜか私と同行者のモリさんの間の席に割り込んで来て
「あなたはシングルなの?」
「僕の元カノは日本人でノリコって名前だったんだ」
「髪がサラサラで素敵だね」
「なんで結婚しないの?」
「子供は欲しい?」
と質問ぜめにしてきますー(´-`).。oO
インド人は、よく喋る
日本レディーはお金を持ってると思われてるのでインド人男性がしつこく言い寄ってくる
と聞いてはいたけどこんな感じなのか!(><;)
「素敵なバッグだね。コーチ(高級ブランド)かな?」
ごめん、そのバッグ、リサイクルショップで300円だった….
私は日本レディーの中でも、貧乏クラスなのだよ…
それにしても同い年とは思えない(そして顔が濃いなあ)
これが、ガイドの彼(イシャーン)
お昼は立派なレストランに寄って、お土産やさんにも寄って、トイレにも寄って…
どこかに寄るたびに、インドの人たちはいちいち屋台でチャイを飲むんですね
さっき飲んだばっかりじゃん!と私なんかは思うのだけど
インド人は何度でもチャイを飲むのだ
3度目のチャイ休憩で彼が「一緒にチャイを飲もうよ、ご馳走するよ」と誘ってくれたのだけど、
私はさっきも飲んでお腹がタプタプなので丁寧にお断りしました
バスの中でみんなを待っていると、サナンダのパパがバスに戻って来て
「一緒にチャイを飲もう!ご馳走するよ!」
「ごめんなさい、もうお腹いっぱいで」
「そんなこと言わないで!今日娘と仲良くしてくれたお礼がしたいんだ」
そうまで言われると、断れない…..
しぶしぶバスを降りて、サナンダファミリーとチャイを飲んでいました
それを見つけた彼が怖い顔で、ツカツカと歩いて来た……
彼「君はなんで僕の誘いを断ったのに、彼らとチャイを飲んでるんだ!?」
私「い、いや…..それは….」
パパ「いいじゃないか!彼女は私たちと飲みたいって言ってるんだ!君には関係ないだろう!」
私「いや、私飲みたいって言ってないし….」
ガイドの彼イシャーンとパパは、その後5分ほどヒンディー語で喧嘩をしていました
やめて!私のために争わないで!
と心の中でツッコミつつ、喧嘩を眺めながら、熱いチャイをすするのでした
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バス故障で2時間遅れてデリーに帰って来ました
途中、故障でバスが止まり、待つこと2時間
さすがインド、最後まで期待を裏切りません、故障がデフォルトです
ガイドさんが「ノープロブレムです。私たちは責任持って今日中にみなさんをデリーまでお連れします」と言った通り
0時ぴったりにデリーに到着〜
ギリギリ、日帰りすることができました
バスも想像より綺麗で(窓の鍵は壊れていて開きっぱなし。すごく寒かったけど)
なによりも、観光地に大勢いる押し売りや偽ガイドから身を守るための緊張やストレスがありませんでした
この1日は気楽に旅ができて、満足!!
いつもツアーは自由にできないので避けていたけど、インドではツアーもいいもんだな〜
タージマハルに寄るかどうか迷ってる方に、日帰りツアー是非おすすめです!!
※このツアーは日本からは予約できないようなので、現地DTTDC(本物)で申し込んでくださいね
D28 地球の歩き方 インド 2018~2019 (地球の歩き方 D 28)
ではまた〜(^○^)/