こんにちは、ガラクタやのひとみです!
大学を中退した素人女子が雑貨屋を開業するまでのこと、開業してからの日々のことをブログにしてます
今回は【開業して1〜2年目の失敗談】について書いていきます
人の失敗談って、面白いよね!!٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
開業1年目はどんな感じだったのか、こちらの記事でも書いてますが↓(売上についても触れてます)今回は、もっと具体的な項目について
要は
なぜ売れなかったのか
を書いていきます!!
反面教師として読んで笑ってもらえたら嬉しいです
ガラクタやの開業までの記事を読みたい方はこちらのカテゴリからどうぞ〜↓↓
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雑貨屋経営を見直すキッカケ
同じAという商品を売るお店でも、売れるお店と、売れないお店がある
なんなら、値段はもう一方の店より安いのに売れなかったりする
何故なのか????
ビジネス書でも読み漁ればそんな答えは簡単に出るんだけど、
結局、開業するのであれば自分で実感しないと行動に移せないんですよね
で、実際雑貨屋を開業してみて
まあまあ売れる。でも自分の収入を十分得るほどではない
どうしたら食えるようになるんだ??と
少しずつ工夫しながら売上をあげていく
すると
収入を得るためには《これくらい》売らなきゃいけないのか〜
というのが実感として、数字としてわかってくる
そしたら「どうにかしなきゃ!」となるわけです
私がポンコツだというのもあるけれど
実際に「これじゃ食えない!まじでどうしよう!!」という局面にならないと、動けなかった!
クレバーな起業家はそんなことないと思いますが、私は素人から何も考えずに起業してしまったおバカさんだったので早速「売れない原因」を考え始めました
雑貨屋の失敗① 値段をつけない、値段が見にくい
私は最初、雑貨屋というよりは「古道具屋、リサイクルショップ」としてお店を始めました
アジアの露店のような、自由気ままなお店を目指していました
とにかく古道具が山のように積んであって、ほそれを崩さないように、自分の気になるものをほじくり出すようなお店
もちろん値段なんてついてなくて、店主に声をかけて、なんなら少しの値段交渉なんかもする
昔ながらの小汚い古道具屋さんに憧れてたんですよね
そこで私も多くの商品に値段を付けず、その辺に積んでおくことに..
また、この頃はとにかく経費をかけないことに命をかけていたので、値札やタグなど買わず、紙に値段を書いてマスキングテープで貼るだけという手抜きを実践していました
「欲しい人は私(店主)に声をかけてくればいいじゃない!!」と思ってました
開業当初の写真
ガラクタやの商品が売れにくかった原因のひとつは、完全にこれでした
それに気づいてから、小さなものにも、とにかく逐一値札を付けていくうちに
「あれ??コレもコレも、売れるじゃん..」
今までは「お店の人に声をかける勇気のある人」しか値段のついてない商品を買えなかったんですよね
「アーどうしよ、買おうかな、やめよかな、でも値段ないしな、高かったらやだな、それで買わないのも気まずいな」
という人はそのまま購入に至らなかったんです
なんと勿体無い!!!!
値段が見にくいのも、理由は同じ
パッとみて値段がわかる=安心感
安心して、初めて商品を選ぶ余裕が生まれるんですね
昔ながらの古道具屋スタイル、きっと昔はそのままでも経営として成り立っていたはず..
昔ながらの商売スタイルに慣れている世代(お爺ちゃんお婆ちゃんたち)は値段がなくとも「これいくら?」と躊躇なく声をかけてくれます
でも残念ながら、今の巨大チェーンや通販で「安心感を買う」「コミュニケーション無くものを買う」のに慣れてしまった今
そんな昔ながらのスタイルを貫くのは難しいみたいです
趣味でやる程度なら、本当は昔ながらの形を貫きたかったけど
私はとにかく生活をかけていたので、この点は諦めることに..
それ以外の方法で、自由気ままな露店スタイルを作っていこうと決めたのでした
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雑貨屋の失敗② 付加価値について考えなかった
- 雑貨は、食品と違って、買わなくても死なない
- 買わなくても、人生楽しめる
- 生活必需品ではない、特別必要ではない
- 同じようなものが、A◯AZONで一瞬で買えたりする
- 古物やレトロな商品も、今はヤフ◯クやメ◯カリで手に入る
そんな中
小さな街の個人商店でものを買うということは、実はものすごいことなのだ!
というのに気づくまで1年以上かかってしまいました
ものすごい事だと気づくと同時に、商品以外に何を提供できるのか考えるようになりました
価格以外の点で、たくさんの楽しみを提供できないと、存在する意味がない!!
自分だったら、何を楽しみに、個人店にいくだろう?
店主の人柄?お店の雰囲気を楽しみに?
雑貨屋へいくのって、ワクワクするよね
ワクワクしながら雑貨を選ぶのって楽しいよね
なんて、自分がお店にいくときのことを思い返してみたりして
そこから、お店の空間作りに本気を出し始めました
ワクワクできるお店をつくるぞ!!
今まではとにかく「経費をかけないように」内装もしないままでお店をスタートさせているので、ここから急に、内装にもお金をかけ始めます
ホーロー看板もこの時期に飾り始めた
また「商品を選べる」というのも一つの付加価値なんじゃないか?
ということで、仕入れも見直しました
同じジャンルの商品、例えばレトロなグラスだったら、種類と数がたくさんあったほうが選ぶのが楽しいんじゃないか??
経営だけみたら【売れない月は沢山の仕入れをするべきではない】のですが
この時期は経営を無視して仕入れまくりました
自分の生活費も、仕入れにブチ込んでいました(笑)
どうやって食べていたのかって??
その時期は必死すぎたのであまり覚えていないけど、テキトーにカップ麺とか食べていたんだと思いますよ
この辺で「100万円で雑貨屋開業はちょっと厳しいかな!」と思い始めます
初期費用は抑えられたけど、結局ここで毎月数万円〜十万円くらいかけて、今のガラクタやへと近づいていきました
ただ、ここでもまだ融資などには頼らず、自己資金でなんとかなる範囲にとどめておきました
まだこの時点は「試行錯誤期間」でありガッツリ投資するにはまだ早いと思っていたので..
まとめ
失敗談をあげたらキリがなかったので、今回はコレくらいで終わり〜
続きはパート⑵としてまとめることにします
開業してしばらくは、理想と現実はだいぶ違うのだ、と思い知るところから始まりました
「チョコチョコは売れる」から「雑貨屋で食べていく」の間の壁は、結構大きかった〜
でもその間の試行錯誤が一番楽しかったのかもしれない
なーんて思う日々です
ではまた!!
【雑貨屋開業の過去記事】
>>雑貨屋開業一般
>>開業とお金のこと